HSPカウンセリングコツコツ学ぶオンライン(Zoom)クラスは、1回につき3時間、全10回に分けて学ぶコースです。
カリキュラムは進行状況等により前後することもありますが、1回~10回の概要についてご紹介します。
第1回 HSPの理解
【概要】
第1回目は「HSPの理解」
HSP<Highly Sensitive Person>とはアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士(女性)が提唱した新しい概念であり、高感度な感受性(敏感さ)を持つ人たちを肯定的に捉えた言葉です。
アーロン博士ご自身がHSPであり、何百人ものHSPに会いインタビューを重ねてきたといいます。
HSPの理解編では、アーロン博士の著者などを元に、又、多くのHSPカウンセリングをしている講師のカウンセラー経験値も踏まえ、HSPに対する理解をはかりながら、様々な視点から考察し、HSPの気質についての本質的な正しい理解を深めてきます。
カテゴライズし囚われるという事ではなく、多様性を知り、
自分と向き合うためのツールとして役立てられるものとして学べます。
この学びを通して、
・HSPの正しい本質的理解をはかれる
・HSPである自分が認められる、受け入れられる
・HSPの理解を人に伝えられる
ことを目指します。
自身に体感して学べることで、より人にも使えるツールとなります。
(1日目で使うHSP理解編のテキストはHSPカウンセリングの際に使用することもできます)
【内容、学び方】
〈HSP理解編アジェンダ〉
・HSPの正しい理解
・HSPへの向き合い方
・HSCについて
・HSSについて
これらについて、ご参加の同じHSPの仲間とシェアしあいながら理解を深めていきます。
このように思うことありませんか?実際に多くある相談です。
・本を読んで理解はできても悩みが絶えない、どうしたらいいの?
・自分は変わらなくていいの?
・嫌な自分だから好きになれない
・気質と性格は違うの?
・自己否定ぎみなのも気質?
・何を受け入れて何を変えるのかわからない
上記の気質と性格といった点では、HSPの方は気質に限らず、気質に対する周囲の否定的な反応により否定的なスキーマを培うこともあります。ここでは、気質に対する向き合い方、否定的なスキーマに対する向き合い方や対処について理解もはかり、講座全体を通して自身で対処することを体感しながら進められます。
受講生の間でのシェアタイムを設けていますが、皆さんにとっても
自分以外のHSPの方と話す機会が普段あまりないのもあり、共感できる事も多いようです。
毎回、回数を重ねるごとに受講が楽しみな時間になっていくようです。
HSP気質の共感できる講師との関わり、仲間との関わりを通して、安心して学べ、安心して発言でき、自分な意識化にないことに気づいてくことが、深い学びになるといえます。
【皆様の感想や気づきなど】
◆楽しみにしていたが、安心して話せるかと不安だったけれど、優しいスペースだなと安心でき、
より深く学べることが楽しみ
楽しくて良かった。ほかのみんなの話を聴いていても楽しい。
◆緊張しての参加でした。細かいとか神経質と言われ、私だけが違うのかなと感じていたけれど
自分を認めてあげていいんだと優しい気持ちになれ嬉しかった。
◆悩んでの参加だったけれど安心感がすごいなぁと感動した。いろんな顔で生まれてきたし
私たちがありのままでの感覚で分かってもらえる。心地よい・・こんな空間が広がっていったらいいなと思う。
◆HSPという言葉を知れてよかった。知らないままで生きているのと知っているのでは大きく違う。
講座で学んでいけることが楽しみ。
◆HSPの集まる場は、安らぎを得られるのを何度も経験しているが、自分に厳しいところがあり、そこにいるだけではとあえて離れていたが、改めて参加してよかった。
◆ずっと本を読み、それなりに自己理解を深めていたが、実生活の中で実感としてなかなか感じられなかったが、やはり言葉として実際の他のHSPの人からいろいろな話を聴けて良かった。
緊張の面持ちで参加してくださった方々も、同じ気質をベースに持つ方々が集まる場は、安全の場であるということを体感していただけていることでしょう。
次回は、第2回 心理マネジメント編「自己理解」についてご紹介します。