ストローク

今回は「ストローク」
ストロークとは心理学の交流分析で、認めるための刺激をいいます。
例えば、挨拶、ほめる、感謝を伝える、子供をだっこする、などなど、その人がいてこその認めるための行為です。これらはプラスなストロークですが、怒る、暴力を奮うなどマイナスなストロークもあります。
当然ながらプラスのストロークが望ましいのですが、人はこのストロークがあってこそ、自分の存在を認めるというものです。

子供がお母さんにかまって欲しくてもかまってくれない。(ストロークがない状態)
この状態が続くと、悪いことをして怒られてでもストロークを受ける行為をすることもあります。なぜなら、気づいてもらえなければ生きていけないからです。マイナスのストロークを受けて自分を認める行為が続くと、大人になってゲームをしかけるともいわれています。簡単にいうと、プラスのストロークをもらうよりも、手っ取り早い(相手の反応がすぐにある)マイナスのストロークをもらう行為を無意識レベルで行ってしまうものです。詳しくは以下リンクをご覧ください。
▶ゲームとは、ゲームの種類

プラスのストロークは自分の存在を認める刺激となるもので、自己肯定感を高めることにも繋がるものです。しかし、受身(相手からもらうばかり)では中々、受けられるものではないかもしれません。
自ら、ストロークをかけていくことや相手のストロークに反応してあげることが、人にも自分にもよりよい影響を知らず知らずのうちにもたらすことでしょう。

普段、取らない行動を取ることは、照れがあったり、抵抗を感じたり、勇気がいるかもしれませんが、殻を思い切って剥がしていくことで、よりHSPの気質が活かせることに気づくことでしょう。

認知面への直接的アプローチに限らず、自分の行動を少し変えていくことも認知行動療法の取り組みでもあります。

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